2021年07月12日 [写真]
こんにちは。
今週には梅雨が終わり、暑い夏が訪れてきそうですね。
スーパーには、たくさんの素麺が販売されていたので、買いました。
休日は時間があったので『素麺観察』をしました。
茹でる前
風合い・・・引っかかる感じではないが、キングスパンのように少しザラザラしている。
色 ・・・AC/#401。マット。
太さ ・・・ACの20番糸。
重さ ・・・高密度で重い
繊維 ・・・長繊維。撚りなし。
伸縮性・・・なし
茹でた後
風合い・・・シルキーでとても上品。
色 ・・・AC/#401。シルクまでではないがポリエステルのような光沢がある。
太さ ・・・ACの8番手。
重さ ・・・水を含んだ分、より重くなっている。
繊維 ・・・長繊維だが、撚りの少ないウールのようなすぐ切れる短繊維の性質を持つ。
伸縮性・・・あり。伸びるのは強く、縮むのは弱い。
観察結果
中国製とは違い、小麦純度の高い日本製の良質な麺。とても上品な風合いだが、色は生成りに近く太番手であることによってカジュアル向き。箸で持ち上げた時、麺はまるでアイロンされたシャツのように綺麗に真っ直ぐになる。それだけではなく、冷たい水の中では、ドレスのような綺麗なドレープがあり、柔らかく優雅さが感じられる。表面はシルクのようになめらかで、麺つゆが麺に絡み過ぎず、麺自身の味もしっかり生きている。
そして、撚りが無い長繊維のため啜りやすく、且つ、伸縮性短繊維の性質も持つため、もちもちとした食感も堪能できる。
よって
素麺は美味しい。